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文芸誌『暁烏』、フリーペーパー『創星』の製作・配布情報など☆
一路です。

5月のオンライン小説ゼミの日程が決まりました!

5月11日(日)12時〜14時 Zoomで開催します。

小説を書く方も、読むのが好きな方も、ぜひご参加ください。

申込は星屑書房HPの申込フォームから。


Zoomの設定をしてくれている星屑書房メンバーがサマータイムに入った関係で、日本時間は前回より1時間早くなっています。
前に参加された方はお間違いなく!
よろしくお願いします。

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一路です。

3月9日(日)にオンライン小説ゼミを開催しました。
今回は5名の参加で、うち初めての方が2名いらっしゃいました。
今回の課題作品は3つで、小説と、小説の構想でした。
課題作品の中にホラー作品があったのですが、よく考えたら対面で小説ゼミを開催していたときを含めても、ホラーのジャンルは初めてでした。
私はそんなにホラーが詳しいわけではないですが、ホラーの小説や漫画を読むこともありますし、映画や最近だとモキュメンタリーを見たりもしますので、もっと語って深めたいな〜という気持ちでした。
今回の作品は構想段階とのことだったので、また小説の形になったら再度読ませてもらって、語り合いたいです。

また、今回は長い小説もあったのでボリュームのある回だったなと。私も作品を提出していたので、余計にそう感じたのかもしれません。
毎回、参加者の方には自由に意見を述べてほしいと思っているので、私はあまり議論の方向を定めたりせずに全員に一言でもいいので話してもらうようにしています。
ただ今回は、複雑な構造の小説もあったため、
読んだらわかる部分をおさらいするような場面も見られたので、
話の方向性をコントロールすべきだったかなあと少し反省したところです。
みなさんが感想をお話された際にいろいろな読書体験があるようだったので、課題作品が終わった後にそうした話も聞きたいなと個人的には思っていたのですが時間が足りず、今回は課題作品をこなすだけでおしまいになりました。
可能であれば、そうした雑談みたいな時間もやっぱり取りたいですね。

最後に、私の作品について、自分の気づきを記そうと思います。
私の小説の書き方なのかなと思いますが、今そこで起こっているような感じでシーンを描きたいので、会話を中心にした場面やエピソードを重ねていくようにして小説を書いているのですが、もう少し俯瞰的なシーンづくりが必要なのかなと思いました。
参加者の方が言ってくださった、会話の骨格があるから地の文でもっと風景描写やセリフを発する人それぞれの思いを肉付けしたらと。
確かにその通りだなと思ったので、今後書き直していくときに注意して書きたいなと思います。

以上、簡単ですが小説ゼミのまとめでした。
次回は5月の予定です。
ご興味ある方はぜひご参加ください。

一路です。

3月のオンライン小説ゼミの日程決まりました!

3月9日(日)13時〜15時です。
Zoomで開催します。

小説などの作品を読んで感想を言ったり、
創作のことについてお話したりする会です。
小説を書く人も書かない人も参加してもらえたらうれしいです。

申込は星屑書房HPの申込フォームから。



お待ちしています⭐︎

一路です。

1月26日(日)、オンライン小説ゼミを開催しました!
今回は6名の参加で、初めての方と前回参加した方がちょうど半々でした。
うれしかったことは、前回参加してくださった方が、
前は創作ができない状況だったけど、小説ゼミに出てから
また創作に気持ちが向いて作品が完成しましたと言ってくださったことです。
小説ゼミが作品づくりの小さなきっかけになったのであればうれしいなと思いました。

今回は、小説とエッセイの3作品を読んで感想を言いました。
どの作品も、自分が体験したことを文章にしようとされているということに共通点があり、
リアルな内容は読んでいてとてもおもしろかったです。
みなさんから出た感想も、作品を読んで
自分の過去の体験を思い出されたという話をされたり、
時代考証というのか時代をきちんと検討された方がいらっしゃったり、
テーマを分けてそれぞれを小説にした方がもっと掘り下げられるのではといったアドバイスをされたりと、
いろいろな角度から多岐に渡る感想があったなという印象でした。

最後にいろいろ創作についてお話ししたのですが、
共感した点がいくつかありました。
まず、商業的に売れたり良いと選ばれたりする作品が
自分と合わないときに不安になるということ。
自分の感覚が世の中とずれているのでは…とか、
自分の作品は人に受け入れられないのでは…とか
そういう不安について私もよく考えるので、
すごく共感しました。

また、SNSなどが流行ってわかりやすいものが受け入れられる世の中で、
真摯に作品づくりに向き合えているかどうかということ。
私も、なるべく読み手にわかりやすい文章や構成になるよう意識して書くので、
そこを求めすぎると、どうしても読み手に迎合してしまうというか、
自分の書きたい作品かどうか迷うということが出てくるなと共感したところでした。

ただこうした点について、参加者の方が
小説ゼミに作品を出すことで、どのように作品が受け止められるかわかるというようなことをおっしゃっていて、
とても大事なポイントだなと思いました。
顔の見えるところで、読んだ感想を丁寧に伝える環境があるということが、
…もちろん大多数の感想というわけではないんですが、
少なくとも作品をきちんと読んできた人がいて、
自分が書いた思いが伝わったかどうかがわかるという環境が、
作品の作り手にとって大事なのかなと思いました。

以上です。

次回のオンライン小説ゼミは、3月の予定です。
また日程が決まりましたらホームページ等でお知らせしますので、
ぜひご参加ください⭐︎

一路真実です。

星屑書房を一路と一緒に立ち上げた、
竹中優子さんが小説「ダンス」で新潮新人賞を受賞し、さらに第172回芥川賞候補作に選ばれました!

竹中さん、おめでとう!!

会話の中で私が何気なく言った言葉が
竹中さんの独自の視点で小説になり、
こんなふうに羽ばたいていくのかと。
最初に、前身の掌編小説を読んだときは、
「こんな会話したよね〜、入れたんだ」くらいの感覚でしたが、
書き直してこんなにすごい作品になるとは…と驚きました。

竹中さんが頑張ってきたことを知っているからこそ、
このニュースを聞いてから、
竹中さんと出会ったときのこととか、
2008年12月に星屑書房をやろうと私の家で鍋をつつきながら語ったこととか、
今まで二人で会って、カフェだったり
いろんなところを歩きながらだったり
たくさん創作のことを話してきたことが思い出されて、
竹中さんの努力が報われたなぁと本当にうれしい気持ちになりました。
私の創作生活において、竹中さんはなくてはならない存在であったわけで、
たくさんの言葉が、互いに影響を与え合っていたことを思うと、また感慨深くて。
本当にうれしくて、この前会ったときも「竹中さんはすごいよ!」と何回も言ったけど、
また今後もきっと言っちゃうんだろうな。

ブログに書くか迷ったのですが
(竹中さんに変な影響が出ないかと心配して…笑)
角川短歌賞を受賞したときもブログに記事を書いたので、
やっぱり素直にいち友人として、
頑張ったね!という気持ちを込めて書いておこうかなと。

これからも竹中さんの小説がたくさん読めることを期待しています!
応援してるよ!!