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文芸誌『暁烏』、フリーペーパー『創星』の製作・配布情報など☆

一路です。
ちょっと番外編ですが・・・、
福岡県に住む文化系の人と知り合うために
一路と鳩山の2人でラジオ番組のオフ会に参加しました。
文化系トークラジオLifeという番組。
時事ネタからサブカル、恋愛ネタなど、
男子校の部室みたいなノリでいろいろ語る番組です。

文化系トークラジオというだけあって、
他では聞けないおもしろい話が聞けるラジオ番組です。
そのオフ会に集まるメンバーと知り合えば、
福岡のアンダーカルチャー??に触れることができるのでは、
とわたしは興味津々でくっついていきました!(鳩)

 

番組プロデューサー(黒幕)とメインパーソナリティーの社会学者・鈴木謙介(charlie)が来福。
20人くらいの飲み会だったから、2人と隣で話せてうれしかったです。
けど、とても緊張しました・・・。
charlieの福岡時代の友達も来てたので、
昔の思い出話とかも聞けて楽しかったです。サインももらえて満足。

わたしは本でしかLifeを知らなかったんで、charlieの声が想像以上に素敵だったことに
驚きました!
あと、charlieが選んだ本とかも、自分が大学で教わっていた先生の本とか、
昔好きだった本とかがあって懐かしかった!!(鳩)


charlieは最後の締めに、
「ありがとうの前に『ただいま』」
と名言を放っていました。

私としては、最初の30分で黒幕と隣で話したことで、
私たちがやっているフリーペーパーのことや文化系な活動についての
結論が出てしまいました。
黒幕に、「Lifeの落とし所は、文化系をこじらせないためにどうするかってこと?」と聞くと、
黒幕は、自分の意見として、
「文化系であることをやめる必要はない。社会ともうまく折り合うやり方を身につければ良いと思う」
ってことを言っていて、その方法として、
“「固有名詞」ではない別の言葉で伝えていくことで、自分の居場所を見つけられる”
ってことを説明してくれました。
そういうふうにして、こじらせないのではなく文化系な自分を持ったまま
全然関係ない仕事とかやってても生きていけるってこと。

固有名詞を使わないって説明は分かりやすかったね。
パノプティコンとか…って黒幕は言ってたけど、
そもそもどんな場面でパノプティコンって単語を使いたくなるのか想像すると面白かったよ(鳩)


だけど、黒幕やcharlieが話していたことが、なんか心にひっかかって、
結局、ふたりで、
家に帰った後も2時間ぐらい電話で語ってしまいました。

結局思ったことは、黒幕もcharlieも、Lifeに対して「惜しげもなく」感情が出せるということ。
文化系の人々は、体育会系みたいに団結とかしなくて、熱くなるわけでもなく、
集団ってねぇ・・・みたいに言っちゃう人々だって感じてたけど、
そうではなくて、
黒幕やcharlieは、自分がやっていることに対して、
こんなにも熱い思いを口にできるんだなぁってことにすごく感動した。

空から電波が降ってくるって黒幕は言ってたね。
あれこそ名言だったよ。
人と人を繋げたいって思いをラジオという仕事として形にできていることが
すごいって感じた。
Lifeでも、働くこととか大人になるってことがテーマになってたりするけど、
仕事って、今まで自分が生きてきた中で感じている思いを形にして、
誰かのために何かをするってことなのかなって考えました(鳩)

でも自分には当てはめきれなくて、
うらやましくもあったけど、
結局自分が抱えた思いをどこにぶつけていいか分からなかった。

私たちは、フリーペーパーという表現活動を勝手に始めたのだけど、
福岡のどこに文化系民が生息しているかよく分からなくて、
誰に届けたら理解されるのか分からなくて。
「趣味は何?」って聞かれて、「映画とか・・・もごもご」みたいに、
理解される自分を演出しようと必死な自分が、
あんなに「惜しげもない」黒幕やcharlieみたいになれるのか?


そういう疑問をいっぱい抱えて、ただただ2人がキラキラしていてうらやましく思いました。

惜しげもない…たしかに惜しげもなかった。。。
ふたりはホントまっすぐだったもんね。
よくよく思い出すとあんまり話せなかった人も結構いたから、
次の機会があったらまたぜひ参加したいね(鳩)

 

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