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文芸誌『暁烏』、フリーペーパー『創星』の製作・配布情報など☆
一路真実です。

先日の小説ゼミにて、
課題作品として提出いただいた
ヨシダさんの作品「ある日、切れて」が
noteにて読めます。

ゼミ後に少し書き直されたそうで、
星屑書房のことも紹介してくださいました。
あとがきに小説ゼミのことも触れてくださっています。

先日のゼミに参加された方は、
どのあたりが変わったのかを確認していただけると、
より楽しめるし、勉強になるかなと思います。
私自身も、ゼミのときにあまり理解できていなかった
主人公の心の動きがあったのですが、
今回の作品では丁寧に書かれていたので、
あの箇所はこういう心情だったんだなあと
納得できた部分もありました。

ぜひお読みください!

いちろまみ
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一路真実です。

小説ゼミに参加されたみなさん、
どうもありがとうございました。

昨年の5月にプレイベントを行ったので、
小説ゼミもちょうど1年。
星屑書房は10年。
何事も、無理ないペースで
ゆっくり続けていくことが大事ですね。

さてさて、今回の小説ゼミのことをまとめたいと思います。
今回も2作品取り上げました。
はじめに取り上げたのは、約12,000字の作品で
構成や展開がきっちりした作品でした。
過去に賞をとったこともあるとおっしゃっていたので、
なるほどやっぱりといった感じでした。
また、この作品を3日で書き上げて持ってきましたと
おっしゃっていたので、一同驚きました。

驚いたことと言えば、私は申込段階でみなさんとやりとりするので
この作品の作者は女性だと知っていたのですが、
参加者のみなさんは作品だけを読んで参加されるので、
どんな方が書いたのかは知りません。
参加者の方々が、
「作品の主人公と同じ、若い男性が来るかと思った」
と驚かれていました。
作者の方は、ご自身のことを「憑依系」と表現されていましたが、
読み手が、主人公のことを作者と一致させてイメージしたということは、
それだけ主人公の描写がリアルだったのだなと思いました。

2作品目は、一路の作品で、
秋頃に発行する創星18号用に書いた作品でした。
私が日頃気になっていることから着想して書いた作品だったので、
参加者の方々から、「こういう人いる!」とか「こんなタイプもあるよね」
みたいな感じで話が弾みました。
なので、この作品を通じて「アイツのことも書けるかも」と
参加者のみなさんの発想もどんどん広がって楽しかったです。
また、作品のテーマは伝わったか、ラストはどうだったかなど、
私も作品を書いていて気になったことについて
読者の意見が聞けてよかったです。

その後、恒例のごはん会で、今回は七輪の炭火焼肉でした。
21時から焼肉?!という感じでしたが、
がっつり食べておいしかったです。
参加者の方が、
「小説ゼミは、作品を書いた人の話を聞けるのがいいですね」
とおっしゃっていました。
確かにそうだなぁと思いました。
その文章をどんな思いで書いたのか、何から発想したか、
どこで迷いながら書いたかなど、
なかなか聞けないことですし、
またその話が、今度は自分が書くときに生かされると思います。
今回も、みなさんといろいろな話ができて
楽しかったです。

では、最後に次回のお知らせです。

【一路真実の小説ゼミ】
平成30年7月28日(土)
時間:19:00~21:00 (受付18:30~)
場所:福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん
   会議室(天神駅南口 より徒歩5分)
参加費:500円

ぜひ、遊びにきてください☆

一路真実です。

表現のまなび屋、小説ゼミを開催しました。
来てくださったみなさん、どうもありがとうございました。
ちょうどあすみんで短歌の会に出ていた、
竹中さんが乱入するというサプライズもありつつ。
前回と同様、女子会になりました。

簡単に感想を書こうと思います。

今回、2作品取り上げました。
1作品目は参加された方、2作品目は一路の作品でした。

1作品目は、原稿用紙5枚程度の短い小説だったのですが、
登場人物の背景が考えこまれていて、とても深い作品でした。
みんなで考えたことは、
どのような人物が出てきて、話がどう進んでいるのかが
少しわかりにくい部分があって、
どのような表現に変えればより伝わりやすいか
ということについて、みんなでいろいろと意見を出しました。

書き手は、設定を練り込み、背景をイメージしながら描写しているのですが、
必ずしも読み手が同じようにイメージしているとは限らないので、
こうして、議論しながら考えることが作品を深めるきっかけになるのかなと思いました。

2作品目は、一路の作品でした。
次号の『創星』に掲載するために書いた小説で、
みなさんにたくさん意見をもらいました。
読んでいて疑問や矛盾を感じる点を指摘してもらったり、
結末をどう感じたか感想をもらったりと
とても参考になりました。

意見をふまえて、エピソードを入れ替え、
描写をもう少し工夫した方がいい箇所が見えたので、
書き直して創星に載せたいと思います。
みなさん、丁寧に読んでくださってありがとうございました。

終了後は、恒例のごはん会で、
今回は焼き鳥を食べました。
創作の話からジェンダーや社会の話まで、
いろいろなことを話せてとても楽しかったです。
新生活で福岡を離れる方がいらっしゃって、
また帰福された際には小説ゼミに遊びに来てもらえると
うれしいです。

では、最後に次回のお知らせです。

【一路真実の小説ゼミ】
平成30年5月26日(土)
時間:19:00~21:00 (受付18:30~)
場所:福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん
   会議室(天神駅南口 より徒歩5分)
参加費:500円

昨年の5月にプレイベントをしたので、
気づいたら小説ゼミを始めてちょうど1年。
隔月開催なので、プレイベント含めて6回しかしていないのですが、
もう1年なのかと驚きです。
ただ、このゼミを始めて、たくさんの書き手の方と知り合いになれて、
いろいろな方の作品を読むこともでき、
私自身とても勉強になりました。
今後も、創作活動に関わる方々のコミュニケーションの場として、
表現のまなび屋を続けていこうと思います。




一路真実です。

小説ゼミにお越しくださったみなさん、
どうもありがとうございました。

今回は、小説を2作品取り上げました。
あまり詳しくは書きませんが、
衝撃的なことがあって私にとって考えさせられる回になりました。
おそらく他の参加者や会場スタッフの方も…。

キャンセルが出て、結果的に今回は女性ばかりの参加となりました。

初めに取り上げた作品は、
既に同人誌に発表済の小説だったので、
きちんとした構成で、
話の流れや展開もちゃんとしており、
文章もとても読みやすかったです。

今回は、三人称でも特に語り手視点がある書き方だったので、
主人公以外のキャラクターをもっと書き込めたのでは
という話をしました。
参加者のみなさんが、キャラクターの背景を
それぞれ想像して話しているのを聞いて、
それだけいろいろ想像できる作品だったんだなというふうに思いました。
読んだ後の余韻というか、そういうものがある作品だったのかなと。

それから、2作品目は通常の小説とは少し異なる形式で書かれてあり、
書き手の立ち位置やこれは小説なのかとか、
最終的には現代社会の問題や一つの物事が両面から見られるというような
ことまで、幅広く議論できたかなと思いました。

ゼミ後は、参加者全員でチーズダッカルビを食べに行きました。
女子会となったので、小説の話だけでなく仕事や恋の話など、
ざっくばらんに話して盛り上がりました。
そしてまた、終電間に合わない!状態に…。
遅くまで、本当にありがとうございました。楽しかったです。
では、最後に次回のお知らせです。

【一路真実の小説ゼミ】
平成30年3月17日(土)
時間:19:00~21:00 (受付18:30~)
場所:福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん
   会議室(天神駅南口 より徒歩5分)
参加費:500円

有志で、またご飯に行きたいなと思っています。
あまり店を知らなくて、毎度ぶらぶらする展開になるので、
ご飯も行こうかなという方がいらっしゃったら、
ぜひ行ってみたいお店も考えてきてもらえるとうれしいです(笑)

一路真実です。

小説ゼミにお越しくださったみなさん、
どうもありがとうございました。

今回は、初の映画脚本を課題作品にしました。
私をはじめとして、参加者のみなさんも
あまり映画脚本を読んだことがなかったので、
戸惑いもあったようでしたが、
だからこそいろいろと勉強になったと思います。

コンペに提出されている作品ということだったので、
内容については詳しくは書きませんが、
小説との書き方の違いについて話し合ったり、
今後ラジオドラマの脚本を書く予定とおっしゃっていたので、
映画脚本とラジオドラマ脚本の違いやト書きの書き方などを
いろいろと教えていただいたりして、面白かったです。

そして、2作品目に、前日に慌てて書いた私の掌編小説を読みました。
前日だったので参加者のみなさんには共有せず、当日所見という形で行いました。
まずは私が朗読をして、その後、みなさんに気になる点や感想などを発言してもらいました。
いろいろな意見が出て、「自分はAだと思った」「いや、そうは思わなかった。Bと思った」
と各人で感じ方もいろいろ違って、
一つの文章でも読む人によって幅があることが分かりました。

また、200字という制限で書いたものだったので、
主語をできるだけ省いた結果、
発言が誰の者かがわかりにくいという意見も出ました。
書いている私はイメージを言葉にしていくので、
誰が言った言葉かはあらかじめわかっているわけなのですが、
読む人は、その言葉から今度はイメージしていくので、
あまりに省きすぎると分からなくなるのだなぁと思いました。
主語を省いても、誰が発言したかわかるように、
表現をもう少し工夫したいと思います。

前回、私の作品を取り扱ったときは同人誌に掲載した作品だったので、
書き直しを想定していなかったこともあって
意見をもらっただけになってしまいましたが、
今回はちゃんと推敲もしないまま持って行っていたので、
逆に、突っ込みどころもあるし、私も書き直し点がわかってよかったなと思います。

その後、希望者だけで食事会&お茶会をして、
話がすごく盛り上がり、23時半に「そろそろ電車が!」という感じで解散しました。
(帰り道の信号待ちの時間でさえも立ち話していて、渡りそびれるくらいでした…笑)
とても楽しかったです。
遅くまで付き合ってくださったみなさんも、どうもありがとうございました。

その交差点での話の中で、今後のゼミに関わる話になったので、
ここに書いておきます。
これまで、プレ・イベントも含めると4回ゼミを開催したのですが、
参加者の方の傾向を見ると、
小説を書いている方もいるのですが、それよりも
書きあぐねている方や読書が好きな方が集まっている印象なので、
前もって課題作品が決まりにくいということがありました。
参加希望者の方に、作品を出しませんか~とお声かけすることもありました。
そういう話をしたところ、課題作品が決まらないときは、
当日までに掌編小説を書いてくる形式にしたらどうかという意見がありました。

実を言うと、この小説ゼミを行う前に、
企画を二つ作って星屑書房のメンバーと共有したのです。
一つは今の形式の小説ゼミだったんですが、
もう一つは、この小説ゼミが定着してきたら
初心者向けに、短い作品を書いてきてもらい、
各自が自分の作品を朗読して、参加者の方に意見をもらって書き直す、
そうした内容の講座を立ち上げようと思っていました。

そこで、前述の意見をもらったので、この初心者向けと思っていた講座を
今の小説ゼミと組み合わせて行おうかなと思っています。
課題作品が決まらない場合に、そうした形式でやってみて、
うまくいきそうだったらホームページの方も書き直そうかと思います。

では、最後に次回のお知らせです。

【一路真実の小説ゼミ】
平成30年1月27日(土)
時間:19:00~21:00 (受付18:30~)
場所:福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん
   会議室(天神駅南口 より徒歩5分)
参加費:500円

☆夜開催なので、また、お時間ある方は
 お茶会ができればいいな~と思っています。

以上、長文お読みいただきありがとうございました。