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文芸誌『暁烏』、フリーペーパー『創星』の製作・配布情報など☆
一路真実です。

小説ゼミにお越しくださったみなさん、
どうもありがとうございました。

今回は、1作品を中心的に読み込み、
もう1作品は私の小説を入れました。
2作品あれば、課題作品を提供してくださった方が
書き手と読み手の両方できるので…と思っているのですが、
なかなか1時間半では2作品終えることは難しく。
なので、次回から、小説ゼミを1時間半から2時間にしようと思っています。

今回の課題作品は、昔の作家のような文章というか、
現代だと、私としては町田康さんっぽいと思ったのですが
(ご本人は西村賢太さんが好きとおっしゃっていましたが)
そういう感じの文章を書かれる方の作品でした。
独特の言い回しや表現がたくさんあって、
感性というかそういう感覚のある方なんだろうなと思いました。
この課題作品が処女作と言われて、結構たくさん書かれている方かと
思ったので驚きました。
あと、私以外の方が全員「女性が書いたかと思った~」と、
ゼミで作者に会って驚かれていたことも面白かったです。

そうした凝った文章を書かれていたので、
練りすぎた分、ちょっとイメージがわきづらい表現や、
一文が長くなりすぎて主語と述語が合わなくなることもあり、
今回はそういう点を指摘させてもらいました。

今回も私がちょっと読み間違えているところもあって、
それは周りのみなさんがフォローしてくれました。
これがゼミ形式の良いところ!笑
ありがとうございました^^;

では、次回の予告です。

【一路真実の小説ゼミ】
平成29年11月18日(土)
時間:19:00~21:00 (受付18:30~)
場所:福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん
   会議室(天神駅南口 より徒歩5分)
参加費:500円

☆いつもと時間も場所も変わっていますのでご注意ください。
 夜の開催なので、終わった後に有志で
 軽く飲みにでも行きたいなぁと考えています。
 ぜひご参加ください^^

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一路真実です。

今日の小説ゼミに参加されたみなさん、
どうもお疲れ様でした。
ありがとうございました。

今日も別々の方が書かれた二つの作品を取り上げました。
少人数でしたが、たくさん意見交換ができて
私自身もとても勉強になりました。

今日は、作品のキーワードとして、
「異化」と「不条理」の話を少ししました。
作品のネタバレになるとよくないので、
詳しくは書きませんがちょっとだけご紹介しました。

私が学んだことを書きたいと思います。
説明を入れるか入れないかという話題で、
参加者の方から、
「もう少し洗練すると、誰でもが受け入れられる作品に
なるのではないか」という意見があり、なるほどなぁと。
説明をあえて省いて余白を生むことで、
いろいろな方に当てはまる話にする
ということかなと思いました。

それから、ラストで主人公が成長したかどうかという話題になり、
最後の行で示された「距離」が「躊躇」を示していて、
成長していない印象を与えるという意見をされた方がいました。
この点も、どう書けばどんな読後感が残るかということを
考えながら書かないといけないなぁと考えさせられました。

最後に、次回のお知らせです。

【一路真実の小説ゼミ】
平成29年9月10日(日)
時間:15:30~17:00 (受付15:00~)
場所:福岡県NPO・ボランティアセンター会議室
参加費:500円

関心のある方はぜひ遊びに来てくださいね^^

一路真実です。

今日、無事に小説ゼミのプレ・イベントが終わりました。
ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました!

参加予定の半数以上が欠席になってしまったので、
少人数ではありましたが、
それゆえ気兼ねなく意見交換ができたかなと思うので、
とても楽しかったです。

今日は、私が精読者(パートナー)だったので、
課題作品のあらすじ、作品を読んで良かった点、気になった点、
参加者に意見を聞きたい点をレジュメにまとめて配布し、
いろいろ指摘した後に、みんながどういう感想を持ったか
自由に発言してもらいました。

今日の私の気づきとしては、
「結局どう書けば一番良い文章になるのか」という正解はなくて、
こうやってたくさん語って、
その後またそれぞれが考える→そして次の作品に生かす
ということを繰り返していくしかないのだなということ。

それから、
私が深読みできていない部分もあって、
書き手の意図を書き足すべきか書き足さないべきか、
という話でも盛り上がりました。

意見交換の中で、作品の「気になった点」を言い合ったのですが、
作品の書き手は、
指摘のあった点を読み手により伝わりやすいように修正してもいいし、
あえて修正しないことで、
気になる部分として残すことが逆に読み手の心にひっかかりを生むという効果もある。
ここも正解がないので、試行錯誤するしかないのかなと。
書き手の側も、「そういうふうに読めるのか~」と新しい発見があったようでした。

以上、簡単ですが今日のゼミで考えたことでした。

参加者の方から、課題作品がないときには、
プロの小説を課題作品にして、書き方を学んでもいいのではと意見をもらったので、
今後はそういうのも取り入れていこうかなと考えています。

また、「7月も参加します!」と言ってもらえたのがうれしかったです。

ぜひ次回もご参加をお待ちしています^^


こんにちは。
一路真実です。

小説ゼミの課題作品を決めました。
掌編小説と短編小説を一つずつ。
それぞれ異なる方が書いた作品を取り上げます。

既にお申込み頂いた方には、
メールにて課題作品を送付しています。
届いていない場合は、必ずご連絡ください。

また、作品の提出は締切ましたが、
ゼミへの参加はまだ受付していますので、
関心のある方はぜひぜひご参加ください。
参加の申込みをされたら、課題作品をメールで送ります。
詳しくは、星屑書房のホームページをご確認ください。

ある意味、作家がいる読書会みたいな雰囲気になる予感がしています。

一路真実です。

先日お知らせしていた、小説ゼミについて
少しずつ申込みが増えています。
ありがとうございます!

まだ2ヶ月近くありますので、
ぜひ興味を持たれた方は参加をご検討いただければと思います。
5月はプレ・イベントですので無料で参加できます。

発表を希望する方は、作品の提出締切が
4月28日(金)になりますので、
それまでに申込みをお願いします。
参加者が小説を読む時間が必要なので、1ヶ月前にしています。

発表を希望しない方は、
5月21日(日)が申込締切です。
早めに申し込まれたら、その分作品をじっくり読んでから
参加できるということになります。

1時間半のワークショップのため、
検討する作品数は1~2作品がちょうどいいかなと思っています。
発表希望者が多数の場合は、
7月以降のゼミの課題作品にさせてもらえないか
ご相談する場合もありますのでご了承ください。


【表現のまなび屋 プレ・イベント】
一路真実の小説ゼミ
平成29年5月28日(日)15:30~17:00(15:00受付開始)
@福岡県NPO・ボランティアセンター会議室
参加費:無料(プレ・イベントのため)
詳細はこちらから。