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文芸誌『暁烏』、フリーペーパー『創星』の製作・配布情報など☆
一路です。
2015年11月7日(土)、
けやき通りの一箱古本市に参加しました!

星屑書房は、田口商店前で
天神から来る人の流れの
ちょうど始まりのところだったので
なかなか良い場所でした。

初出店というお隣さんと会話しながら
ゆるりとスタート。
心配していた雨も、終盤に降り始めたくらいで、
天気がもってくれたのでほんとよかったです。

今回、古本の在庫を管理していた私が
引越のため全部売ってしまったので、
持って行ける本が少なかったのですが、
それでも順調に売れてよかったです。

いつもはメンバーそれぞれの本を
持ち寄って雑多な感じだったのですが、
出店直後は私の本ばかりだったので、
逆に売れるといろいろ思うところもありました。

開店準備をしている段階から、さっそく
ドストエフスキーの『悪霊』上・下が売れ、
あれは上司に薦められて買ったんだよな…と思ったり、
昨夜、本が少なすぎるから増やした、
当初売る予定のなかったハンドメイド関係の本が売れたときの
ちょっと複雑な気持ちとか。
これも本不足ゆえ、昨日慌てて読んで足した、
吉田修一の『悪人』上・下を
大学生ぐらいの女性が「図書館はハードカバーしかなかったから~」と
言いながら買って行ったときとか、
夫が「売れなかったら読む」と言ってたので、
あ~売れちゃったなぁとか。
きっと本に愛着があればあるほど、
いろいろ感じながら出店してるんだろうなぁと思いました。
メンバーが夏目漱石全集の初版本があった!
と興奮していたのも、
一箱古本市ならではだなぁと。
個人的には、今日も来てくださった
追っかけさんとちょっと森達也の話が
できたことがうれしかったです。

メンバーと一時店番を交代し、
警固公民館で行われていた
「読み聞かせオヤジバトル」を覗いたのですが、
子どもたちが一番前で楽しそうな声を
あげて絵本に見入っていました。

やっぱり読む人がいるから、
物語を生み出す意味があるんだよなぁと
最近よく思います。
というのも、最近仕事でこういう読み聞かせの団体や
子どもの遊び場を訪問することが多かったので、
読む人の本へのこだわりってすごいなぁと
思っていました。
読んでくれた人が「良い本ですよ」と薦めたくなる本を
私も書かないとなぁと思います。

ところで、創星は全部で70部配布できました!
内訳は、
12号 44部、
11号 19部、
9号 3部、
8号 4部。

手に取ってくださった方、どうもありがとうございます!
楽しんでいただけると幸いです。
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